トレーニング ~見立て屋として 野球編~

トレーニングやメンタルトレーニング、身体のメンテナンスをする時に

「見立て屋」としての目利きが必要になる。

それはどんなトレーニングが必要で、どこのメンテナンスが必要なのかを考えなければ

間違った方法や個所を鍛えたり、ほぐしたりするとパフォーマンスの低下を招くこともある。

私の目利きが当たっていたことを証明する事例が先週の土日にあった。共に野球の事例。

1つ目が投げ方がぎこちなかった学生をみて、このままだと肘又は肩を痛めるよと伝えたら

実はすでに痛めてリハビリに通っているそうです。しかも悪化していると聞いた。

その投げ方をしている限りはよくならいとも伝えた。これがリハビリの限界なのです。

2例目はある投手が試合で投げていました。その姿を観てそう遠くない未来に肩を痛める可能性が高いと伝えた。そうすると実は2,3日前から肩が痛かったそうです。

投げ方が少し個性的が肩を痛めるとは限らない。少しのことで肩を痛めたりする。

1例目は他の学生よりはどちらかと言えば綺麗な投げ方の分類に入る。

 

この程度のことは身体のことを知っている人ならだれでも出来ることです。

理解は出来るがそれをどうすればいいのかがわからないというのが現状です。

昨日テニスコートを貸して頂いたオーナーさんとも同様な話しをしていました。

私なら改善出来るが出来るかもしれないが、もう3,4年ずっと同じ状態でいる学生を沢山知っている。指導者にも限界がある。

これは誰のためでもない、未来ある学生のためである。

怪我をしない、高いパフォーマンスをあげるなど望みを叶えてこその指導者、トレーナー仕事です。

是非一度体験してみてください。