私がかれこれ5年前から相手チームとして見てきた学生がいる。
その学生は小学生の時から有名だった。
確かに中学生に入ってみた時になんと横柄な奴だと思った。これが第一印象だった。私の目からは少しうまいくらいにしか見えなかった。
しかしこの学生にはオーラがあった。「自分はうまい。負けるわけがない」と言わんばかりのものだ。すごい自信です。
技術はもちろんだかが自信がなければ強くなりません。
高校の最高学年になり、周りに強い選手がいません。
そのオーラは中学生の時に見たのとは全く違うものだった。
この学生は間違いなくインターハイに行くだろう。
しかしこの学生にも弱点がある。それは指導者だ。指導者のドリームキラーや勇気くじきにプラスプレッシャーが掛かると身体の動きが極端に悪くなる。これさえ乗り越えられればインターハイに行けない要素がない。
ここで周りの人にもやってほしいことがある。
試合で勝つために最も大切なものは技術ではありません。
「自信」です。これがなければどんなにいい技術があっても成果が出ません。自信は成功の積み重ねでしか得られません。
出来ないという思い込みを取り除いてからしっかりトレーニングを積めば
必ず自信がつきます。但し反省会は禁止です。
反省は何も生みません。単なる振り返りです。
反省の代わりに「改善」を行ってください。
間違ってもミスを再現しないでください。多くの学生は、ミスを反省してミスの再現をする。しかも自信なさげに。メンタルトレーナーとして回避したい行動です。
是非、日々の行動を見直してください。成果が変わります。