コーチングとは何か

そもそもコーチングとは何かお分かりの人は少ない。

 

コーチングとは、単に知識や技術を提供する人ではない。

これは、ティーチングである。一方本来のコーチングは、「個人の気づきを引き出す」役割を担う。

上手くいっていない人の心の奥底に潜む「何か」を本人と一緒に導き出す担い手。お手伝いに過ぎない。

本人の合わせ鏡である。自分の言っていることがそのまま返ってくる。本当の自分に会える機会はそうない。

 

最近のスポーツ世界で思うことがある。指導者の知識や経験を植え付けて試合に勝利するよりも、チームとしてどうありたいのか、どうすればより強くなれるのかをみんなで考えて、チームとしての力を集結させて勝てる方が、勝った時の感動はいかばかりかと思う。私はそんな現場に何度も出会っている。

私は、そんな個人や団体の力になれればと思っている。

もちろん、スポーツの世界だけでなく、様々な場面で応用が出来ると思っている。

まだまだ、ティーチングが横行してい、本人が考えて行動する機会が少ない。

選手だけでなく、指導者にもコーチングの機会を持ってほしいと切に願う。