なぜ自己肯定感が低いのか。
私がどれだけいい調子だけと言っても、全然だめですと回答が返ってくる。
私には意味が分からない。
私がいいと言っているのに、全然ダメでは会話自体成り立っていない。「そうですか、嬉しい」くらいの会話が欲しいところである。
なぜ、こんな会話になるのかと言えば、日頃から出来た時に褒める習慣が周りにないからだと思う。
常にダメ出しだとやる気がなくなる。
スポーツ界では、顕著である。
ダメなところを指摘したがる傾向が強い。
もちろん成果を出すためには必要なことである。
しかし出来たところは純粋に褒めるべきである。
学生は一生懸命やっています。
教師、指導者、親など周りの環境がよくないことが多い。優れた教師、指導者や親に恵まれた学生は、自己肯定感が高く、何事にも前向きでチャレンジ精神旺盛である。これこそが今の日本に求められているものだと思う。
間違っても優しいのとは意味が違う。事実を伝える技術が大切である。我々大人が身に付けたい技術である。