ティーチングとコーチングの違いわかりますか。
学校、スポーツの現場で行われているのは、ティーチングです。教えるこということです。コーチングの考え方は、答えは常に当人の中にある。それを導き出すこと。
ティーチングとコーチングとではスタートが違っている。コーチングは指示するようなことは少ない。
常に当人のココロの中と対話させる。どうなりたいのか、どうなってほしいのか、どう変わりたいのか。そのためにどうするのか。正解はない。だからこれをしろ、あれをしろとはならない。自分で考えて行動するから、成果が変わる。すべては思考が変わることである。私が望むことは、自分で考えられる人になってほしい。辛いときには逃げてもいい。しかしそのことともしっかり向き合える人になってほしい。何よりも指導者を変えたい。そうすれば学生が変わる。ビジョンのない指導者。むちゃくちゃなビジョンの指導者。誰もがそのビジョンを描けなければ何も変わらない。誰もがそうなりたいと思えるようなビジョンでなければいけない。意識や行動はそう簡単に変わらない。だからこそ根気強く、一貫性をもったことを伝えなければいけない。何よりも当人が本当に楽しいと思えることが大切である。
何かを変えるのに必要なのは、思考と行動である。
学生も変わる必要があるが、指導者も変わる必要がある。それが理解出来なければ変わることはあり得ません。日本の教育がティーチングなので教えられたことしかできない学生が育つ、指導者もその教育を受けてきたので仕方がない。どこかで負の連鎖を止めなければいけない。
勇気を持って一歩踏み出してください。話しを聞きに来てください。一緒に未来について考えましょう。