イップスになりましたと先日声を掛けられました。
きっかけは、指導者の一言だと聞きました。
そのことは指導者には言っていないそうです。
それはそのはずです。指導者との関係性が良くないからイップスになっています。
どうすれば抜け出せるのかと悩んでいるそうです。
常識に囚われている限り、イップスの呪縛からは抜け出すことは出来ません。
まずは、集中しない。意識しない。考えない。
ミスをしたらどうしようと思わないことです。
多くの学生が、ミスを責められてその現象が出ているはずです。そこで「次はミスをしないようにしよう」と思うのです。その時脳は「ミス」という言葉に反応をします。そしてミスをする行動を取ってしまいます。
だからこそミスをしないように考えるのではなく、自分のやるべきことだけに集中する。出来れば目をつぶってやって下さいと、多くの人にアドバイスをすると、「えっ!やったことがない」だから無理ですと回答が返ってきます。常識に囚われているので解消しません。やったことがないから改善するかもしれない。やったことがあることばかりやっていても何も変わりません。
まずは、様々なことにチャレンジをする。そして出来なことをくよくよ悩まない。
ムーヴでは、沢山の人がイップスからの早期復帰を果たしています。プレーが原因ではありません。
「こころの位置」が間違ったところへと行ってしまったのです。その位置を元に戻してあげれば、必ず復帰できます。
ムーヴでなぜイップスになったのかを話してみませんか。それが初めの一歩です。イップスは簡単には改善しません。だからこそ大切な一歩です。
勇気を持って踏み出してください。
一緒に改善策を練っていきます。