メンタルトレーニング ~試合に負けたのは誰の責任?~

近年指導者の残念な話しをよく耳にします。

教育者でもある、指導者の発言とはとても思えないようなことがあちらこちらで行われている。強いチーム程その傾向にある。もちろん弱いチームは論外です。試合に負けたのは指導者の責任あるのは言うまでもないが、学生の責任にしたり、環境のせいにしたりする。

現代教育の失敗例である。どうして過去に引きずられるのかと思う。強くなるためにどうすればいいのかを考えているのか疑問である。やり方も何も変えない。去年と同じことをやっていて勝てるわけがない。上手い子が入ってくればその学生に期待をする。指導者の力量など全く問題はない。人集めに奔走する学校。つならないとしか言いようがない。

強くなるために必要なことは、科学的に立証されていることをやるべきだと思っている。

根性などは必要ない。ビジョンと根気とやる気が必要である。「気」の問題で「性」ではない。最終的には信念です。

中学の部活動は、悲惨としか言いようがない。残念な指導者が多すぎです。もちろん優れている指導者もいますが、最低レベルの指導者が圧倒的に多い。一掃しなければいけないと思っています。ビジョンもなければ、信念もない。そんなところでやって高校でも同じ競技を続けたいと思う学生はどれだけいるだろうと思う。

ムーヴには、信念があります。その信念に基づいて指導しています。全くの無名選手でも「気」のある学生がくれば、成果は出ています。しかし本当に大切なことをやらなければ成果は出ません。大切なこととは何か。それを自分で考えて行動するように促しています。人は辛いことしんどいことつまらないことから逃げたいので、見ないふりをしている学生は成果は出ていません。私が必要以上にコメントすることもありません。教えることもしません。答えは常に自分の中にあるからです。

自らが変わりたいと思わなければ、何も変わりません。私達は、川辺までは連れていけますが、水を飲ますことは出来ません。水を飲むかどうかは本人次第です。

自分には何が出来るのかではなく、何がやりたいのかを考えてほしい。

今の教育は、何が出来るのかを最優先して

どうなりたいのかは後回しになっている。進学率など自己保身のための進路指導は疑問しか残らない。自分の人生です。どんな社会貢献がしたいのか考えてほしい。本当にやりたいことは何か。それが本題です。