強豪校と言われるチームのほとんどがトップダウン型の指導になっている。
残念ながらこれは時代遅れである。
日本の教育そのものである。悪習である。
昨今取り入れられているのが自主性である。
自分で考えて、答えを導き出す。
これも少し間違えると、自主性から自分勝手に転換されてしまう。自分勝手に転換されてたチームは、規律が乱れて、バランスが崩れてチームが機能しなくなる。
楽しそうに見えるが本質が間違っているので、結果が伴わない。自主性の中にこそ強くなるためにヒントが入っている。以前私は、監督初めて学生とあるミーティングを行った。学生は監督から言われたことをただこなしていた。だからミーティングで質問してもほとんど答えられない。何よりもびっくりしたのが、監督にも同様に質問したら監督も答えられない。こんなにレベルの低い人が監督をしていたのかとがっかりしました。これが日本のスポーツの限界である。学生が悪いわけではない。ただ好きでやっている。たまたまレベルの低い監督に当たってしまった。不運を嘆くしかない。
自主性。これこそが日本の未来を明るくする。
これを正しく出来れば未来は変わる。
正しくは逆です。出来るまでやり続けるから未来が変わる。努力をし続けた人だけが成功している。
努力をすることを目標にしないで下さい。
本当に成果が出したければ、考え続けてください。
本当にこれでいいのか。もっといい方法があるのではないか。努力は目標ではない。日本の教育は努力をすることを目標にしている。指標を作ることが難しいからだ。宿題をすることで一定の評価がもらえる。しかし学校を卒業して、社会に出れば、納期やノルマを達成して初めて評価される。努力をしましたが、納期に間に合わなかった。申し訳ございません。これでは社会人失格です。残念ながら今の教育ではこのような学生を増やすだけです。
まずは学校の宿題は廃止すべきだ。ほとんどの場合意味がない。やっていくことが目的の勉強に意味はない。やらなくても一緒である。
自分で考えて行動する。勉強はやりたくなければやらなくてもいい。誰もが納得できる理由は、400字でまとめる。これの方がよっぽどましである。
私は想う。勉強はやらなくてもいい。しかし勉強すら出来ない人間に何が出来るのか疑問は残る。
是非自主性を重んじてください。
自分勝手と履き違えないでもらいたいと切に願う。