戦後の焼け野原から経済が回復した。
その戦後高度成長期から現状を見た時に、
「みんな一緒」➡「それぞれ一人一人」
「成長社会」 ➡「成熟社会」
へと変化していった。
昔は、社会が頑張って成長させようと必死になていた。いい大学、いい会社。終身雇用、三種の神器など。時代を象徴する言葉は山ほどある。
家電を買うために、みんな必死に働いた。「24時間働けますか」懐かしいフレーズです。
今は、カラーテレビで幸せは味わえません。
スマホを持っていても幸せを感じません。
昔ほど「モノ」で幸せは感じられなくなった。
価値感が変わったのです。
すでに終身雇用が儘ならなくなった今、何を指標に生きていきますか。お金を沢山稼ぐ、部長が偉い時代は終わりを迎えた。
価値観がそれぞれ一人一人違う。
だからこそ、いい大学ではなく、なりたい自分になるためにどうするのか。大学に行くのか、専門学校へ行くのか、働くのか。どこにも正解はない。自分でなりたい自分になるために選ぶ道が「納得解」であり、正解ではない。正解など存在しない。
自分が納得できれば、それでいい。それがいい。
団塊の世代以上は、明確な目標は必要なかった。それは社会自体に大きな流れがあったからそれに乗れればよかった。「みんな一緒」で成功が手に入った。今さら価値観を変えるのは難しい。しかし、新しい時代は社会に流れがない。時代の変化も頻繁に起きる。自分で人生の戦略を立てて、自分の人生を生き抜くしかない。それが「それぞれ一人一人」の考え方なのかもしれない。
今は、勉強以外のことをしっかり学ばなければ、生き抜いていけない。「生きる力」が問われる。
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