本文より
どう生きたいか
他人からバカにされたくない
皆そればかり気にするものです
家がおんぼろだとか、服が時代遅れだとか
ろくなものを食べていないとか
しかし、人は危ういものです
生きている時は生きていますが
死ぬときは、もう死んでいるわけです
今日はお金があっても、今日は一文無しかもしれませんし、今日は皆から愛されていても
明日は皆の心が離れているかもしれない
ですから、私が大事だとおもうのは
ただ「自分はどう生きたいか?」
その方針に従って生活することなんです。
それが人の道というものじゃないでしょうか
うまい飯を喰うために
たいていの人は日に三度の食事をするわけですが
お金を持っている、持っていない
仕事をしている、していないとは関係なく、
なんの手柄もなく「メシを喰っている」人は
(自分は世の中の有用なものを食い潰してしまっているんだ)と、どうしても自覚してしまうものです。そんなときは毎日、何度も反省して、
今日はひそかに泣いたっていいですから、
いつか大きな手柄を立てて、
心からおいしいご飯を食べましょうよ
自分と夢にとどまらずみんなの夢に
自分のところだけではなく、
この分野そのものを良くしていこうという志を立てて、いっそ世界をまるごと抱きかかえるくらい、心のスケールを広げてみる。
まずはこちらから、競争相手に対して敬意を示していく。人物と会うたびに、
その人ならではの技術、才能、知識を認めていく
そうすれば、三年か五年もしないうちに
その組織の人材は、他に比べることがないくらい
素晴らしいものになると思います。