寓話 ~アリとキリギリス~

この寓話の概要。

アリは夏場にしっかり働き、食料をためて冬に備えた。一方キリギリスは、バイオリン弾き歌を歌って過ごしました。

冬になるとキリギリスは食料がなくなりアリに頼ったという話しです。

教訓は「余裕のあるときに将来に備えよ。さもないと苦痛や危機にあう」

この逆もあるのかなぁと思っています。

アリはひたすら忙しく働き、自分だけが豊かに

なろうと自己中心的な存在で、将来を憂いて今をないがしろにしたら悪い例とも言える。反面キリギリスは、芸術を愛し、生きること自体を楽しむ存在という例である。

何が良くて、何が悪いのかは文化や時代によって変わる。常に一定ではない。

「貯蓄は美徳」「人生は楽しんでナンボ」と考える。貧しい時代を生きた人はアリを支持する。

豊かな時代を生きたい人はキリギリスを支持する。幸せは人によっても、時代よっても違う。

価値観は人それぞれである。