本文より
大事と小事
私は何千年という未来にかかわる仕事をしています。それに比べたら、出世とか成功なんて、
この身ひとつにかかわるだけの、ほんのささいな出来事です。死んだって、泣く価値もありません
空は見ている
できることは本当にちっぽけなことかもしれません。とうしても新しい歴史の一端を担いたいのです。この燃えるような熱い気持ちを、たとえ一人も分かってくれなかったとしても、
この空だけはしっかり見てくれていると信じて、進みます。
偉人たちの夢
焦って動かないことです。何をするにしても「本当はどうなればいいのか?」と目的を定めることが一番の近道です。
いつでもその余裕を残せるように、定期的に頭の中を整理しておいた方が良いでしょう。整理しても、うまく目的が定まらないと言うのなら、偉人たちが一体どうな想いで、どんなことを目指していたのか、本で調べてみればいいと思います。
思い出すべきこと
能力の高さや、評判とは関係なく、あなたにもひとつくらい、得意なことがあることでしょう。
いったん他のことは中止して、その得意なことに使えるすべての時間とすべてのエネルギーを集中させてみてください。忘れているのは、その覚悟ですよ。
その先には愛がある
心からやりたいと思うことはなんでしょうか。
それを「やりたい」と思うのはなぜでしょうか。
自分の欲求をとことんまで追求すれば、皆、同じところに行き着きます。「自分は自分のことを愛している。そしてそれと同じくらい、皆のことも愛している」ということに。
その性質は、天とか神様が作ったもの。天とか神様というのは、元々愛が好きなんですよね。
欲しいものはすでに持っている
今あるものを味わい尽くしましょう。
もう十分に受け取っているはずだから。
そういう態度を続けていれば、他人が手に入れたものを欲しいとは思わなくなってきます。
欲しがらないでいると、寡欲であるという評判が加わるから、他人が着飾っているものも、自然に欲しいとは思わなくなってきます。
楽しみはいつも自分の中にあるもので、環境は自分の幸福感に、なんら影響を与えるものではありません。
時代ではなく人です。いつの時代も優れた人はいる。考え方と行動は誰でも覚悟があれば変えることは出来ます。すべては本人次第です。