塾ムーヴ ~親の所得によって受けられる教育に差が出る問題のジレンマ~

東京の麻布中学の入試問題の解説を読んでいる。

 

なかなか興味深い。

お金に関する問題が出題さている。

お金に関する知識を問う問題ではなく、社会の本質を理解出来ていなければ解けないような問題でびっくりした。これは大人ですら困難だと思う。

こそまで考えている大人がどれだけいるのだろうか。これも教育格差なのではないかと話しは結んでいる。

今は教育格差の固定が進んでいる。親の所得が高い家庭に生まれた子供は、高い質の教育を受けやすい。しかし親の所得の低く、経済的に恵まれていない家庭に生まれた子供だと、教育に掛けられる金額が少なくなるため、教育の質が下がる。貧しい家庭に育った子供が高学歴を手に入れるのは難しくなる。結果として将来の職業にも制限が出来る。もちろん例外もある。世代を超えて貧富の差が固定化されるのも事実である。本来教育の機会は平等であるはずが、公教育で足りないとなった時に、お金によって受けられる教育の質が変わってくる。こういった教育格差は子供のやる気にも出ていると思う。経済的に恵まれない家庭の子供はどこか諦めがちです。努力をしようとしない子が多いように思う。誰もが高い学力(知識)は得られるはずである。そのやり方を知らないだけなのです。やり方を知らないで勉強をすると成果は出にくい。どんどん差が出てしまう。

ムーヴには、ご自身で調べて来院される方が多い。情報の精査の仕方にも経済格差、教育格差があると痛感する。ホームページだけでなく、話しをしてみないと分からないこが沢山存在する。

興味のある方はお気軽にお問い合わせください。