先日、あるホテルマンがミスをした。
その時にお客様からミスを指摘された。
ホテルマンは丁重にお詫びをした。
しかしそれだけだった。ホテル側にとっては大きなミスだったのに、そのホテルマンは上司には報告せず、上司がその場で詫びることが出来ずに、お客様がチェックアウトをする際に、上司が指摘を受けたそうです。
これは一個人の問題ではない。ホテルとしての資質が問われる出来事だった。とても大きな問題だったのに詫びることも出来なかった。
タイミングを逃すと間抜けにしか見えない。
問題の本質を見極められないと、どれだけ大きな損失になのか理解できない。当事者は、自分だけの問題で自分が謝ればそれで終わると思っていたようです。
考える力の未熟さがそうさせるのでしょう。
何が大切で、どこまでが報告事項なのかも考えられるといいと思う。
これがサラリーマンとしての資質なのだと痛感させられる。
考える力、生きる力が問われる。
是非身に着けたいスキルです。