ある村にAさんとBさんがいました。
生きるためにふもとの川から水を汲む必要があった。Aさんは毎日水をバケツで運んでいました。
あるときBさんがパイプラインを引こうと考えました。それをAさんに伝えると、そんなことが出来るわけがない。それよりも頑張って運んでいれば、いつか変わるはずだと言って激怒しました。
Aさんは、さらに一生懸命働いて、技術を高めてより大きなバケツで運べるようになったが、毎日水を運ぶという重労働の日々が変わることはありませんでした。
Bさんは、バケツ運びをしつつ、空いた時間でパイプラインを引き始めました。パイプラインが開通しなければ、バケツ運びの日々がなくなることはない。パイプラインは想像以上に大変で根気と忍耐がいる作業でした。疲労と不安で先の見えない日々を過ごしていました。パイプラインが開通したときのことをイメージをしながら情熱を燃やし続けました。1年後ようやく開通しました。これまでの努力が報われた瞬間でした。沢山の村人が喜びました。Aさんは、負けじと筋トレをしてバケツを2個まとめて運べるようになりました。沢山運べるようになったが、無理が祟って、身体を壊してしまいした。日々の労働から解放されたBさんは休息をとり、余暇を楽しみました。
そして次やりたいことを考えました。
パイプラインを困っている人達へと広げようと考えました。沢山の村にノウハウ伝えました。
多くの村人から喜ばれて、対価として莫大なお金が口座に入るようになりました。
パイプラインはライフラインだ
「超パイプライン仕事術」バーク・ヘッジ著
凄い話です。日本ではあまり評価されないでしょうが、海外では普通の話しです。ビジネスオーナーの話しです。仕組み作りは大切です。
考える機会にしてほしい。