「なぜ日本の若者は自立できないのか」
岡田尊司著
印象深い箇所がいくつもあるが、その中で特にも心に深く残った箇所を紹介する。
「小学生7割、中学生5割、高校生3割」
これは、学生が授業を理解出来ている割合だそうです。これが10年前の調査です。
今、特に今年に限って言えば、中学生2、3割、
高校生は1、2割が理解出来ているのだと想定する。もちろん学校によっても差はあるが、中学の公立は2,3割が良いところだと感じる。
これは、ペーパーテストで点を取るだけに特化した勉強が出来るに過ぎない。
この勉強にどれだけの価値があるのかは疑問だとも締めくくっている。
面白い見解が書かれています。私の思想に近い。
日本の教育がどれだけ世界との差があるのか。
痛感させられる一冊になっている。
興味ある方は手に取っていただければと思います。