本の紹介 ~成功への情熱~

最近読んだ本です。稲盛和夫氏の考え方が好きで結構読んでいます

 

成功する人と、そうでない人の差は紙一重です。成功しない人は、必ずしも責任感がないというわけではありません。実際誠意があり熱意もあり、仕事熱心な人が多く、その点では大成功を収めた人と何ら変わりありません。それにもかかわらず、ある人は成功し、ある人は失敗します。世の中が不公平だと思うかもしれませんが、実際両者の間には紙一重なのですが違いがあるのです。そしてそれは突き破るのが難しい壁でもあるのです。その違いは、粘り強さと忍耐力です。失敗する人は、壁につきあたった時、実際できないものと、はじめから決めてかかっているのです。言い換えれば、努力をすることはするのですが、あるレベル以上はしないのです。こういう人は壁に突き当たったとき、ごく体裁のいい口実をつけて努力をやめてしまうのです。例えば実現不可能に見えるような仕事でも、やり遂げるため、粘り強く、まじめに努力を続けなければなりません。自分の中にある既成概念を壊さなければならないのです。「ここまでしかできない」といった頑固な固定観念を持っていると、壁を破り、一線を越えて成功にいたることができなくなります。その壁をついに突破したという自負と自信により、より粘り強い性格が形成され、その粘り強さがさらに大きな成功へと導いてくれるのです。

<稲盛和夫(京セラ KDDI創業者)>『成功の情熱』より抜粋

共感したので紹介しました。

興味のある方は一度手に取ってみて下さい。