メンタルトレーニング ~リーダーシップ~

 「ある人がリーダーシップをとると、 チームが、そして子供たちが、 一瞬にして変わる」というケース。 例えば、経験の浅いメンバーと チームを組んだにもかかわらず、 いつもいい成績を作りだしてくるリーダーがいます。 また、勉強嫌いだった子供たちの意欲を 創意工夫で見事に引き出す先生がいます。 これらのことは偶然起こったのでしょうか? そんなことはありません。 これは、単なる偶然ではなく、 彼ら自身の存在感や影響力、 そしてコミュニケーションが、 人を奮い立たせ、いい結果を生み出しているのです。 日常を、そして、自身の人生を振り返ると 反省しなければいけないことが多々あります。 なぜならば、 「すべての出来事は 自らのコミュニケーションや 自身の努力が元で 形づくられたからに他ならない」からです。 部下(チームのメンバー)や 子供たちの意欲がなかったとしたら、 それは彼らに問題があると 安易な方向に考えるのではなく、 指導する側を疑ってみることが大切です。 つまり、 まずは自分自身の伝え方や リーダーとしてのあり方を 振り返るということです。 ここまでをまとめると、 「一緒に仕事をした人の能力を 引き出せるかどうか。 また、同じ時間を共有する人を ハッピーにできるかどうかは、 すべて自分自身にかかっている」 と私は考えています。 人のせいにするのは簡単。 だけど、そこからは何も生まれない。 言い訳ができなくなるけど、 すべての責任を自分で負う決断

をする。 すると創意工夫が生まれ、 自分を進化させることが出来る。 これは極めて重要なことですね。 『すべては、自分次第だと覚悟する。』 このことは、リーダー、親、先生など、 人を育てる立場に立つすべての人に 必要な心得だと思っています。 結果を出す人たちの共通点ですね。