メンタルトレーニング ~変わるということ~

変われない、良くなれないとき それはあなたのせいではないです。 よく私は、「自分を疑うのではなく、方法を疑おう」 と言います。 変われない、良くなれない場合、 それはその人の問題ではなく、 方法の問題なんですね。 例えば、良くなれない原因として、

・方法が抽象的で曖昧である

・方法が実は適切なものではない

・ハードルが高いことをやろうとしている (頭では分かるけど感情がついてこない)

・継続して取り組める環境がない ことがあります。

 

結局、何をすればいいのか?

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例えば、 自分を愛する、ワクワクに従う、 自己肯定感を高める、心の声に 従う、自分を大切にする これらは全部抽象的で曖昧です。 メッセージとしては素晴らしいですよね。 でも、 メッセージとして素晴らしいことと、 人が実際に良くなれることは別の話です。 良くなるには、そこから具体的な マインドや行動にまで落とし込ん でいくことが必要になります。 自分を愛するとは、自分にとって は何をすることで、何をしないこ となのか。 職場で、パートナーとの間で、親 子の関係の中で、日常の場面で、 何をし、何をしないことなのか。 自己肯定感が高いとは、いつもの あの場面でどう感じることで、 どう振る舞うことなのか。 毎日何を意識し、 何をすれば高められるのか?

 

そこまで具体化されて初めて、 「人は良くなれる」 のです。 さらに、実行段階において出てくる課題が、 「なかなか行動に移れない」 「頭では分かるけど、そうは思えない」 「感情がついてこず、実践できない」 というものです。 そもそものハードルが高すぎるので、 【感情がついてこない】 ということが起こり、実践できなく なってしまうことがよくあります。 そうなると、自信を失ってしまい、 やっぱり良くなれないと感じて、 自分を諦めてしまいかねません。 高すぎるハードルが自信と意欲 を奪ってしまうのです。

 

 

感情の階段を一段ずつ登る

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でも、そのときも、悪いのは 自分ではなくハードルです。 そこで自信を失う必要は一切ありません。 【感情の階段を一段ずつ登る】 と僕は表現しますが、自分にとって の一歩が誰にでもあり、 一歩一歩階段を登るようにして 状態は上がっていきます。 人と比べることなく、焦ることなく、 その一歩を見出せることが大切です。

・方法が抽象的で曖昧

・ハードルが高く適切な一歩でない

さらに、

・取り組みを継続できる環境がない これが、人が良くなれないときの 要因です。 僕は長年「状態を上げる」ことだけを 研究し、ジムのメンバーと共に実践し、 現実の事例を大量に見ながら試行錯 誤を続けてきました。 リアルなメンバーの現実と向き合い、 どの方法が有効に機能するかを確か め続けてきて、

その中で、

・適切な方法

・適切な一歩

・取り組みを継続できる環境

この3つがあれば、人はどんどん 良くなっていくと確信しています。 この3つがあるかどうか。 本当に、ただそれだけのことなんですよね。 だから、自分を責める必要はないですし、 自分を諦める必要も全くないのです。