ムーヴ思考 ~将来の夢~

日本では当然のように「将来の夢」というのを聞く。世界はそんな聞き方はしない。それはどうでもいいことだからです。

ではどんな聞き方をするのか。

将来、どのような「社会貢献」をしたいですか。

「社会貢献」をベースに生きているとこういう聞き方になる。

どのように社会に貢献するのか。

生き方を考える。

何になりたいのか。それは手段であって、目標であってはいけない。それを伝えられていない。

よくあるのが、「理学療法士」になりたい。

それで「理学療法士」になって何をするのと質問するとほとんど答えられない。

なぜ理学療法士?答えられない。

答えられても、昔助けてもらったから。

あるあるです。それで・・・。

続かない。

別に何になってもいい。これからどのように社会にかかわっていくのか。それが答えられたら、何にでもなれる。生き方が自由になる。

他にも例えば、お金持ちになりたい。だから弁護士になる。これも少し違和感がある。

お金持ちになりたい。お金持ちになってどうするのか。お金持ちってどんな人?

明確に答えられる?

 

以前、石油王になりたいと言った学生がいた。

ムーヴでは、真剣にそれについて話しをしていました。石油王になって何をするのか。

そのためにどうするのかを2年間本気で考えた。

彼の心の声が聞こえてきた。

「貧しい国で役に立つ」

例えば・・・・。いっぱい出てきた。

貧しい国で役に立つ。どんなことをするのか。

腕一つで生きていける。一人でも役に立つ方法は。それで見えてきたものがった。大学もそれで選んだ。今も苦戦しながらも頑張っている。

将来の夢ではなく、どのように社会に貢献していくのかを考えてみると世界が広がる。

もちろん途中で変わってもいい。軸がしっかりしていれば、方法はどうでもいい。

「社会貢献」大切なマインドだと思う。

日本では、小学生にこんな話しをする家庭はすくないと思う。塾ムーヴでは、頻繁に言っています。どのカテゴリーでも大切な思想だと思う。