塾ムーヴ ~考えるということ~

日本人は、自分で考える習慣がほとんどない。

学校では、自分では考えない。

宿題ですら、自分で考えない。

 

先日、フランス留学された経験のある方と話しをしました。大学のテストがほとんど白紙で出題される。

例えば「江戸時代について書け」

これだけ書かれていて、自分で問題点を見つけて、それについて論じる。これがフランスの大学、すべての教科でこんな問題が出るそうです。文字数も制限がない。3時間で自分なりの問題提起、解決策、そしてまとめ。

これは、幼少期からみんなやっているそうです。

自分で問題点を考えるところがすごい。

穴埋めなど存在しない。

これが世界のスタンダードです。

このようなスタイルのテストなら、日々の勉強を必死でやらないと自分で問題提起は出来ない。

「自分で考える」ことの大切さを知る機会になった。私のやっていることは間違いではないと気付くこともできました。

 

最後に「日本ではまだやっていないの?」

これが衝撃でした。この先も「自分で問題提起」が出来るようになることはないと確信しています。当たり前、常識から脱出しなければ、ここにはたどり着けない。日々自分で考える習慣を身に着ける。ここを常に意識しています。