非認知能力の重要性

生きるために必要な学力は獲得しておく必要がありますから、そのために必要な認知能力を身につけるために、非認知能力が必要になります。また、超高齢化社会が到来し、これからは学生時代に獲得した知識やスキルだけで一生を過ごすことが難しくなります。そのため、何歳になっても、自分が大切だと思うことを探して、目標をもって学び続ける必要があるのですが、そのために必要なのが非認知能力です。

一方、社会的な地位や名声、お金を手に入れることだけにとらわれず、一個人として、または家庭内でも幸せに生きるためには、目に見える学力だけでは不十分です。幸せを感じ取ろうとする気の持ちようや工夫、周囲のことも考えながら自分自身も大切にする姿勢こそが、今後ますます重要になっていきます。それらは、まさに非認知能力そのものなのです。