いとこの残した言葉 ~生き方、死に方を考えるきっかけになった~

今読んでいる本

「サムライはなぜ後悔しないのか」

(金山孝之氏 剣術家 )

 

死に方を考えるから、生き方が決まってくるのだと思う。

「運命は完璧に決まっていて、同時に完璧に自由」

生まれたのも、死ぬのも運命です。「完璧に決まっている」ことを受け入れるとことで、「完璧に自由になる」

正しいかどうかではない、私はこうしたい。これが自由です。楽な方へ行くのも違う。しんどいからそれが正しいわけでもない。まずは現状を受け入れて、自分で決める事。そして決めたことをやり抜く。私はこれを学ぶために武術を学んでいると思っている。そして先日急死したいとこの生き方に感銘を受けた。私が今生きていることの意味を考えています。

 

 

 

2021年に白血病が判明。「余命宣告」

骨髄移植も無事に終わり、これからという時に再発。そして、1週間前に「手立てなし」と言われたそうです。

1週間後の朝7時頃死去。前の晩どうしても彼のインスタグラムを見たくて、夜通し見ていた。虫の知らせだったのかもと思う。

早いもので先日一周忌を迎えた。

 

少しだけ思い出話しをすると、私が二十代の時に彼が主催するイベント。何のイベントだったのか定かではないが、参加させてもらった。

そこで出会った経営者がいます。

「居酒屋てっぺん 大嶋啓介氏」です。

彼は以前からの知り合いだったようで、「話しきいてみ」と言われて、横に座らされた。経営には全く興味がなかった僕を無理やり座らせて、「俺のいとこ」だからと一言言ってどこかへ消えてしまった。今ならすごいチャンスをもらったと思うのだが・・・。しかし私は一言、二言話しをして席を外してしまった。いまだに「居酒屋てっぺん 大嶋啓介氏」は私の中では大きな存在になっている。

 

 

彼の残した言葉を考えてみる

「使命感」

生きている意味、もう一度貰った人生

「志」

未来に何を残すのか

「俺がやらなきゃ誰がやる」

自分にしかできないことがある

「運命と未来は変えられる」

自分の人生は、自分の意志でのみ変えられる

「運命」

最後の1週間。自分の人生と向き合う時間だったと思う。もう身動きが取れなくなっていたようです。これで苦しまなくて済む。

わずか46年の人生。

同い年のいとこの死は、考えさせられる。

この言葉の意味を深く考えている。

私に「使命感」はあるのか。

私に「志」はあるのか。

もう一度原点に戻って、しっかり社会貢献していこうと思う。

 

波瀾万丈の46年間お疲れさまでした。