「物事の本質を理解する能力」が身につく
世の中にはさまざまな本質的課題が数多くあり、それぞれについて答えを出すのはそう容易ではありません。
大切なのは、「問題意識」を持って自問自答を続け、「主体的に学んでいく」ことです。すると、「引き出し」の数が増えていって、あるとき異質なもの同士が結びついて、普遍的な意味合いがひらめくことがあるのです。
一見、自分の専門性とは異質に思える分野であっても、学ぶことで「普遍性の高い発想の引き出し」を増やすことができ、自身の世界観の形成につなげていくことができます。
そして、その世界観にもとづいて「物事の本質」を理解し「自論」を発信する。
ビジネスパーソンにとっての独学力について考えるとき、リベラルアーツを学ぶ最も大きな意味は、ここにあると私は思います。