塾ムーヴ  ~リベラルアーツという考え方④~

個別具体的な経験を「普遍性の高い学び」に結びつけられる

 

「幅広い普遍的な学び」であるリベラルアーツを学ぶことで、みなさんそれぞれが経験する自身の「個別具体的な経験」を「普遍性の高い学び」に結びつけていけるようになることも重要なポイントです。

大切になるのは、「個別具体」と「普遍」を往還する「チャンクアップ・チャンクダウン思考」の習慣を身につけることです。

個別具体のケースについて、

「それをひと言で表すとどうなるか」【チャンクアップ】
「それを具体的な事例で示すとどうなるか」【チャンクダウン】


 と自問自答する「チャンクアップ・チャンクダウン」の思考習慣を身につけるのに大きな役割を果たすのがリベラルアーツなのです。

「個別具体的な経験」から「普遍的概念」を導き出すとき、リベラルアーツの知識がいわば「思考の補助線」となって「個別具体」と「普遍」を紐づけします。

リベラルアーツの豊かな知識を持つことで、「重層的な学び」が可能になるのです。