- 型を現す「守」
基本となる型。師匠に教わる内容や流儀を守る。
- 既存の型を破る「破」
師のスタイルを極めた後、独自の型を創作し従来の型を打ち破る。
- 独自の型を目指す「離」
独自のスタイルを目指し一流を目指す。師匠・自身の型を取り込み、最終的に型から離れる。
それぞれの課題を克服
守破離の過程では、最初に師匠に教わる「型」を徹底的に守る「守・しゅ」から始まります。
つぎに世の中の流れや教えを汲み取り、師匠の教えをもとに修行を行い、従来の型を破れる「破・は」の段階に到達。
さらに独自の工夫を重ねることで、師匠・自身の型を取り合わせた自身独自の型が完成。
最終的に「型」を離れる「離・り」の境地へと到達します。
守破離では師匠の型=基本を守る段階から全く別の過程へと続くように見えます。
しかし「破」、「離」の境地は「守」の延長に存在する。